No train No life

廃車両を譲り受け
カコテクノスのシンボルに

神戸電鉄粟生線などで約40年間活躍し、2011年3月に廃車になった1100系1117号の車両を神戸電鉄から譲り受け、小野工場敷地内に展示しております。車両は長さ約18メートル、高さ約4メートル。運転席に入ることができたり、カコテクノスが製造するブレーキ装置や制御機器を直接見たり触れたりすることができます。小野市内や近隣の町の小中学校から多くの見学希望者の子供達を受け入れ、大変好評を得ています。

現行塗装での展示(2013年11月~)

1117号誕生ストーリー

神戸電鉄1100系1117号がカコテクノス小野工場のシンボルになるまでの記録です。

設置後の1117号

正面のたたずまい

軌道設置工事(2011年4月19〜20日)

工事前の第2駐車場。手前は第1駐車場

地表面より30cmセメントで地盤改良。

50kgNレールと枕木は犬釘で締結。

道床砕石散布

軌道つき固め

20m軌道設置完了

市場駅から搬出(2011年5月10日)

朝8時、市場駅で佇む雨中の1117号車

トレーラーで専用ゴムタイヤ台車を運び込み

電車用ジャッキで車体を上げる

馬受けで車体を支える

台車と車体が分離される

台車を引き出す(ビニールシートで雨よけ)

道路輸送にゴムタイヤの電車台車を挿入

妻側の電車台車締結完了

運転台側も台車を引き出す

電車台車を押し込み

電車輸送用トレーラーを連結し11時30分準備完了待機深夜3時頃出発した

高床トレーラーに台車を積み込み

当社駐車場に搬入・設置(2011年5月11日)

深夜3時30分、当社駐車場に到着

朝7時30分、積降し作業開始

トレーラーで台車も到着

25tラフタークレーンで台車を吊り上げ

車体吊り上げ準備

25tラフタークレーン2台で車体を吊り上げ

車体を吊り上げ

設置した台車上に車体設置調整

9時50分車体と台車結合完了

設置完了後の姿

静態保存の整備(2011年7月5日)

車体は高圧水洗浄後美装コーティング

見学者用乗降階段と扉の設置

案内看板の設置

車両見学の受付開始(2011年7月12日〜)

車両見学について

場所
カコテクノス小野工場敷地内
対象
団体(10名~20名程度)見学で予約制(別途応談)
※ご希望により、車両内で昼食をとることもできます。
料金
無料
開館・見学時間
午前9時30分~午後3時30分/見学時間は30分程度
休館日
土・日・祝日/年末年始(12月28日~1月10日)

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